※この記事には、実際に家族で宿泊した体験と、公開時点で確認した公式情報を掲載しています。宿泊料金や料理内容、館内サービスはプラン・季節によって変わるため、予約前に最新情報をご確認ください。
2歳児と鞆の浦温泉「ホテル鷗風亭」へ|実際に泊まった結論
岡山を出発し、次の旅先として向かったのは広島県福山市の鞆の浦。
その日に泊まったのが、海のすぐそばに建つ「ホテル鷗風亭」です。
予約したのは、瀬戸内海を眺められる和室。大人2人と2歳の息子の3人で、1泊2食付き39,700円でした。
決して安い宿ではありません。さらに今回は、家族で入れる屋上展望貸切風呂を50分5,500円で追加しました。
それでも泊まったあとに残ったのは、「この宿にして良かった」という気持ちでした。
部屋へ入った瞬間に見えた海。夕食で食べた海鮮フォンデュスープ鍋。家族3人で入った貸切風呂。そして、翌朝に部屋から眺めた日の出。
小さな子ども連れでも過ごしやすく、観光だけではなく、宿にいる時間そのものが旅の思い出になりました。
一方で、価格や貸切風呂の安全面、部屋風呂の広さなど、予約前に知っておきたい点もあります。
この記事では、2歳児と実際に泊まって分かったことを、良かった点だけでなく気になった点も含めて正直にまとめます。
| この記事で分かること ・ホテル鷗風亭は2歳児連れでも泊まりやすいか ・海が見える和室で実際に過ごした感想 ・50分5,500円の貸切風呂に入る価値があったか ・夕食と朝食で子どもが食べられたもの ・子ども向け備品、駐車場、騒音、周辺観光 ・39,700円の宿泊費に納得できたか |
結論|景色と家族の時間を大切にしたい人におすすめ
わが家の総合評価は9点/10点です。宿泊費39,700円に貸切風呂5,500円を加えると安くはありませんが、海が見える和室、家族3人で入れた貸切風呂、瀬戸内らしい食事、鞆の浦を朝に歩ける立地まで含めると、「宿で過ごす時間にもお金をかけたい旅行」には満足度の高い宿でした。
| 特におすすめ | 慎重に検討したい |
| ・部屋から海を眺めてゆっくりしたい ・2歳児と家族全員で温泉に入りたい ・食事と景色の両方を楽しみたい ・常夜燈など鞆の浦を徒歩で散策したい ・記念日や少し贅沢な家族旅行 | ・宿泊費をできるだけ抑えたい ・宿は寝るだけで観光を優先したい ・大型キッズルームを最優先したい ・部屋に広い浴室が必要 ・朝食の子ども向けフルーツを重視する |
今回の宿泊内容
| 項目 | わが家の宿泊内容 |
| 宿泊日 | 2026年7月14日(火) |
| 人数 | 大人2人+2歳児1人 |
| 客室 | 絶景オーシャンビュー和室 10〜13畳 |
| プラン | 創業115周年特別優待プラン・1泊2食 |
| 宿泊料金 | 39,700円 |
| 貸切風呂 | 屋上展望貸切風呂 50分・5,500円 |
| チェックイン | 15:00 |
| チェックアウト | 8:30ごろ |
| 移動 | 自家用車 |
宿泊料金は、私たちが予約した日・プランの金額です。同じ客室でも曜日や季節、食事内容によって変わります。
ホテル鷗風亭へのアクセスと駐車場
今回は岡山から車で鞆の浦へ向かいました。
公式サイトによると、福山駅から車で約25分、山陽自動車道の福山東IC・福山西ICからはそれぞれ約40分です。ホテルには無料の平面駐車場があります。
私たちが利用したときは駐車場の予約は必要なく、宿の横へそのまま停められました。
子連れ旅行では、着替えやおむつ、飲み物などで荷物が増えます。駐車場からホテル入口までが近く、荷物を運ぶ負担が少なかったのは助かりました。


15時にチェックイン|ロビーから始まる海辺の滞在
チェックインは15時。
館内へ入ると、まず感じたのは落ち着いた空気でした。ロビーにはソファが置かれ、大きな窓の向こうに海が見えます。
岡山から移動し、鞆の浦の観光情報センターにも立ち寄ったあとだったので、私たちも少し疲れていました。そんなときに、海を見ながら座れる空間があるだけで気持ちがゆるみます。
スタッフの方は息子にも自然に声をかけてくれました。子どもだけを特別扱いするというより、家族全員を穏やかに迎えてくれる雰囲気です。
小さな子どもを連れて少し高級感のある宿へ行くと、「騒いだらどうしよう」と緊張することがあります。今回は最初の対応からフレンドリーで、親として安心できました。


海が見える和室の客室レビュー
今回泊まったのは、「絶景オーシャンビュー和室 10〜13畳」です。
部屋へ入って最初に目に飛び込んできたのは、窓いっぱいに広がる瀬戸内海でした。
写真で見るよりも海が近く、窓の向こうがほとんど海。息子も窓のそばへ行き、海を眺めて嬉しそうにしていました。
2歳児にとって、温泉宿の設備や料理の良さはまだ分かりにくいかもしれません。それでも、目の前に大きく広がる海は特別だったようです。
部屋の広さは、家族3人で過ごすのにちょうど良いサイズ感。畳のスペースがあるので、息子が歩いたり座ったりしても窮屈さは感じませんでした。
観光先をたくさん詰め込む旅行も楽しいですが、この部屋では窓辺に座って海を見るだけでも満足できます。子どもが小さい時期は、部屋で無理なく過ごせること自体が大きな価値だと感じました。

日中も朝も、違う表情の海を楽しめた
部屋から見える海は、時間によって雰囲気が変わります。
チェックイン後は明るく青い海。翌朝は、薄暗い空が少しずつオレンジ色へ変わり、島の向こうから日が昇ってきました。
早起きしてカーテンを開け、家族で朝日を見る。観光施設へ出かけなくても、部屋の中で鞆の浦らしい時間を味わえました。
今回の宿泊で一番心に残ったものを一つ選ぶなら、私はこの景色です。


布団だから、2歳児が寝ても落下を心配しにくい
夕食へ行っている間に、スタッフの方が布団を敷いてくれていました。
ベッドではなく床に敷く布団なので、寝相の激しい2歳児でも落下を心配しにくいのが良かったです。
夜は館内や隣室の音が気になることもなく、静かに眠れました。これは宿泊した日の感想なので、宿泊客の状況や客室位置によって変わる可能性はあります。
息子が寝たあと、大人が少し話していても落ち着いて過ごせる広さがありました。
洗面所・トイレ・部屋風呂
客室はトイレとお風呂が別でした。
洗面台は清潔で、歯ブラシやタオルなどのアメニティも用意されています。コンセントも、わが家がスマートフォンなどを充電するには困らない数がありました。
部屋のお風呂はややコンパクトです。今回は貸切風呂を利用したため使っていませんが、部屋風呂を重視する人は予約前に写真や客室タイプを確認した方が良いと思います。
Wi-Fiは利用しなかったため、速度やつながりやすさは分かりません。公式サイトでは館内Wi-Fiについて案内されている場合があるため、仕事などで確実に必要な方は宿へ確認してください。

2歳児連れで助かった子ども向け備品
客室には、事前にお願いしていたおむつポットが用意されていました。
さらに、息子用のタオルと歯ブラシも用意されています。大人と同じタイプでしたが、家から余分に持参しなくて良いのは助かりました。
食事会場では子ども用の食器とベビーチェアも用意してもらえます。
特別なキッズルームや大きな子ども向け遊具がある宿ではありません。それでも、宿泊中に必要になるものを自然に用意してくれるので、「大人向けの宿へ子どもを連れてきた」という居心地の悪さは感じませんでした。

貸切風呂の時間まで、鞆の浦観光情報センターへ
チェックインして部屋で少し休んだあとは、貸切風呂の予約時間まで少し余裕があったため、鞆の浦観光情報センターへ行きました。
館内には鞆の浦の観光マップや周辺の見どころが紹介されていて、このあとの散策について考えるのにも役立ちました。
ポニョに関連する展示もあり、大人が観光情報を見ている間も、子どもと一緒に館内を見て回れます。
ホテルに着いたあと、ずっと部屋で待つのではなく、貸切風呂までの空き時間を使って立ち寄れたのが良かったです。

このあとに、
観光情報センターからホテルへ戻り、予約していた屋上展望貸切風呂へ向かいました。
屋上展望貸切風呂
今回、私たちは屋上展望貸切風呂を利用しました。
公式サイトで案内されている料金は、50分5,500円(税込)。予約時またはフロントで空いている時間を確認し、希望枠を選びます。
大浴場だと夫婦が別々になり、どちらかが息子を連れて入ることになります。貸切風呂なら家族3人で一緒に入れるため、私たちにとっては追加料金を払う意味がありました。
お風呂の目の前は瀬戸内海。湯船につかりながら海を眺める時間は、部屋から見る景色とはまた違う特別感があります。
息子は怖がらずに入れましたが、浴槽の周囲や海側は小さな子どもから目を離せない造りです。親がゆっくりするための貸切風呂というより、家族で安全を確認しながら楽しむ場所だと考えた方が良いと思います。



| 貸切風呂を利用して感じた本音5,500円は安くありません。ただ、2歳児をどちらか一人で入浴させる慌ただしさがなく、家族3人で海を眺めながら入れたことを考えると、わが家は利用して良かったです。記念日や、家族全員で温泉に入りたい旅行には向いています。 |
夕食会席と子どもの食事
夕食は、到着時に希望時間を聞いてもらい、食事会場でいただきました。
今回のプランは、食前酒から水菓子まで約8品の会席料理です。
料理は季節やプランによって変わります。私たちの夕食では、お造り、焼き物、海鮮フォンデュスープ鍋、峠下牛、鯛めしなどが並びました。
中でも特においしかったのが、海鮮フォンデュスープ鍋です。魚介のうま味が溶け込んだスープで、今回の夕食の中でも夫婦そろって印象に残りました。
量は少なすぎず多すぎず、私たちは無理なく食べ切れました。子どもを見ながらでも、料理を急いで詰め込むような雰囲気ではなく、落ち着いて食べられたのが良かったです。

2歳児は大人の料理を取り分け|鯛めしは子どもの分も用意
息子には大人の料理から食べられそうなものを取り分けました。
子ども用食器とベビーチェアは会場で用意してくれます。飲み物はオレンジジュースを注文しました。
うれしかったのが、鯛めしを息子の分も無料で用意してくれたことです。宿側のご厚意による対応の可能性があるため、すべてのプランで必ず同じとは限りません。必要な場合は予約時に確認してください。
2歳児向けの専用料理を注文していなかったため、食べられるものが足りるか少し心配でしたが、鯛めしや大人の料理の取り分けで困りませんでした。

朝食前に、常夜燈まで早朝散歩
翌朝は少し早起きをして、まず部屋から日の出を眺めました。
空がまだ薄暗いうちから少しずつ明るくなり、海の向こうから朝日が昇ってくる様子を、部屋の窓からゆっくり見ることができました。
そのあと、朝食を食べる前に家族で常夜燈まで散歩しました。
朝の鞆の浦は、昼間とは違って人が少なく、とても静かです。
古い町並みを歩きながら海の方へ向かうと、朝の光に照らされた常夜燈が見えてきました。
2歳児を連れて長時間観光するのは大変ですが、朝食前の短い散歩なら無理なく楽しめます。
宿泊したからこそ、人の少ない時間に鞆の浦の景色を見られたのも、今回の旅行で良かったことの一つです。


最後に、
常夜燈を見たあとはホテルへ戻り、そのまま朝食会場へ向かいました。
朝食ビュッフェ
朝食は、夕食と同じ会場でビュッフェをいただきました。
会場は広く、それなりに宿泊客はいましたが、私たちが利用した時間は「混雑して大変」と感じるほどではありませんでした。
公式サイトでは、鯛茶漬けなどを含む和洋ビュッフェが案内されています。私たちが泊まった日も、鯛を使った料理や広島らしい食品が並んでいました。
私が特においしいと感じたのは、瀬戸内レモンケーキ。朝食でご当地のお菓子を少し味わえると、最後まで旅らしさを感じられます。
一方で、子どもが食べやすいフルーツは、私たちが見た範囲では多くありませんでした。息子はトマトやヨーグルトを中心に食べました。
子ども用食器とベビーチェアは用意されています。ただ、偏食の強い時期なら、子どもが確実に食べられる小さな食品を準備できるか宿へ確認しておくと安心です。


良かった点とデメリット
客室から海が大きく見え、部屋で過ごす時間そのものを楽しめた
布団の和室で、2歳児の転落を心配しにくかった
おむつポット、子ども用タオル・歯ブラシ、食器、ベビーチェアが用意された
スタッフが子どもに自然に優しく接してくれた
貸切風呂で家族3人一緒に温泉へ入れた
夕食と朝食で瀬戸内らしい料理を楽しめた
無料駐車場が宿の横にあり、荷物を運びやすかった
常夜燈など鞆の浦の観光地へ徒歩で行けた
泊まる前に知っておきたいデメリット・注意点
価格は安くない
今回の宿泊費は39,700円で、貸切風呂を含めると合計45,200円でした。
気軽な宿泊費ではありません。客室からの景色や食事、スタッフの対応を含めた満足度は高かったものの、観光中心で宿には寝に帰るだけの旅行なら、割高に感じる可能性があります。
貸切風呂は子どもから目を離せない
海が目の前で開放感がある一方、小さな子どもの安全には注意が必要です。
家族で一緒に入れることは大きなメリットですが、大人が完全にリラックスするというより、交代で子どもを見ながら楽しむ感覚でした。
部屋風呂はコンパクト
私たちは利用していませんが、客室内のお風呂は広さを重視する人には物足りないかもしれません。貸切風呂や大浴場を利用しない予定なら、客室タイプをよく確認してください。
朝食の子ども向けフルーツは少なめに感じた
訪問時は、息子が好んで食べるフルーツがあまり見つかりませんでした。トマトやヨーグルトは食べられましたが、子どもの好みが限られている場合は少し準備が必要です。
おすすめな家族・おすすめしない人
おすすめな家族
部屋から海を眺めながら、宿でゆっくり過ごしたい
子どもと一緒に家族全員で温泉へ入りたい
鞆の浦の常夜燈や町並みを徒歩で散策したい
食事と景色の両方を大切にしたい
記念日や、少し贅沢な家族旅行を考えている
ベッドより布団の和室が安心
おすすめしない人
宿泊費をできるだけ抑えたい
宿では寝るだけで、朝から夜まで観光したい
大型キッズスペースや子ども向け遊具を最優先したい
部屋に広いお風呂が必要
朝食で子ども向けメニューやフルーツの種類を重視する
わが家の評価
| 項目 | 評価 | 実際に感じたこと |
| 客室・景色 | ★★★★★ | 日中から日の出まで、海の違う表情を部屋で楽しめた |
| 食事 | ★★★★★ | 海鮮フォンデュスープ鍋と鯛めしが特に印象的 |
| 温泉 | ★★★★★ | 貸切風呂で家族全員一緒に入れた |
| 子連れ設備 | ★★★★☆ | 必要な備品はそろうが、大型キッズ施設はない |
| 立地 | ★★★★★ | 常夜燈など鞆の浦散策へ歩いて行きやすい |
| コスパ | ★★★★☆ | 安くはないが、景色と滞在体験には満足 |
総合評価は9点。
海の色々な表情を見られる部屋が本当に良く、日中の青い海も、朝日が昇る時間もきれいでした。
貸切風呂の追加料金を含めると高くなりますが、家族で過ごした時間を含めて考えると、わが家は納得できました。
よくある質問
2歳児と一緒でも泊まりやすいですか?
泊まりやすかったです。和室で布団を利用でき、おむつポット、子ども用タオル・歯ブラシ、食器、ベビーチェアが用意されました。スタッフも子どもに優しく接してくれました。
ベビーカーは必要ですか?
今回はホテル滞在や常夜燈への散歩でベビーカーを使いませんでした。常夜燈までの距離は短いですが、子どもの年齢や歩く時間帯、荷物量に合わせて判断してください。
駐車場は無料ですか?
公式サイトでは無料平面駐車場が案内されています。私たちも宿の横の駐車場を無料で利用し、予約はしていません。
貸切風呂は利用する価値がありますか?
家族全員で一緒に温泉へ入りたい家庭には価値があると感じました。料金は50分5,500円ですが、海を眺めながら家族だけで過ごせます。小さな子どもからは目を離せません。
子どもの食事を注文しなくても大丈夫でしたか?
わが家は大人の料理を取り分けました。鯛めしは子どもの分も用意していただけましたが、宿やプランによって対応が異なる可能性があります。予約時に確認すると安心です。
ホテルから常夜燈まで歩けますか?
歩けました。Googleマップでは徒歩約5分と表示され、翌朝に2歳児と一緒に散歩しました。路地や段差もあるため、暗い時間帯や雨の日は足元に注意してください。
朝食は子どもも食べやすいですか?
子ども用食器とベビーチェアがあります。息子はトマトとヨーグルトを食べました。訪問時はフルーツが少なめに感じたため、偏食がある場合は宿へ内容を確認してください。
まとめ
ホテル鷗風亭へ泊まる前は、「2歳児を連れて、少し高めの温泉宿を十分楽しめるかな」と思っていました。
実際に泊まってみると、息子が一番嬉しそうにしていたのは、特別な子ども向けサービスではなく、部屋から見える海でした。
窓辺に座って海を眺め、家族3人で貸切風呂へ入り、夕食を食べる。翌朝は、部屋から日の出を見て常夜燈まで歩く。
予定を詰め込まなくても、「この家族でここへ来られて良かった」と感じられる時間がありました。
料金だけを見れば安い宿ではありません。貸切風呂も追加すれば、さらに負担は増えます。
それでも、宿から見た海や家族全員で温泉へ入った時間まで含めると、わが家にとっては満足できる宿泊でした。
鞆の浦の観光を楽しみながら、宿でも少しゆっくりしたい家族には、候補に入れる価値のある宿だと思います。
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